わたしたちの設計する住宅は、デザイン性の高さを目指すと同時に、夏は涼しく、冬は温かい居心地の良い空間を実現しております。
どのように実現しているのかというと…
UA値(外皮平均熱貫流率)を例に挙げて説明します。
UA値とは断熱性能を示す数値です。
外皮(屋根や外壁、床、窓やドア等の開口部など建物の表面)を介して住宅全体の熱がどれくらい逃げやすいかを示す数値です。
UA値が小さいほど熱が逃げにくく、断熱性能の高い(夏は涼しく、冬は温かい)住宅であることが分かります。
兵庫や大阪など6地域※での一般的な住宅の国が定めるUA値の基準値は0.87ですが、それに対してわたしたちの設計する住宅のUA値は最高0.22、直近で設計した住宅でも0.39です。
※省エネ基準地域区分:地域ごとの気候に合わせて8段階に基準が分かれている。
このような高い省エネ性能住宅を実現する具体的な方法として、換気や採光などを踏まえて、建物の向きや部屋の間取り・広さなどの設計を工夫しております。また、窓や床・外壁などに、できるだけ経済的な負担の少ない、かつ断熱性の高い製品を用いております。
上記の数値はエアコンなどの機器を計算に入れずに実現しておりますので、省エネ効率の高い機器を使用すると、更に省エネ性能は高まり、光熱費の削減にも大きく貢献することでしょう。
このような省エネ性能の高い住宅を設計することによって、国や自治体からの補助金も得て、施主様方に喜ばれております。